旧古河邸

かつての古河財閥の邸宅。もともとこの場所には、陸奥宗光の邸宅があった。幕末、坂本龍馬の海援隊にも所属した陸奥陽之助である。明治時代には外務大臣を務めた。彼の次男潤吉が古河家へ養子に入ったことで、邸宅は古河家の所有となる。

本館と洋風庭園は、ジョサイア・コンドルが設計。庭園は、洋風庭園日本庭園の両方が並存している。

本館内の見学は、往復はがきでの予約が必要。

ジョサイア・コンドル

東京の西洋建築は、彼抜きでは語れないだろう。旧岩崎邸、旧古河邸などを手がけた。お雇い外国人として来日したイギリス人建築家。工部大学校の教授として、辰野金吾(東京駅、日本銀行の設計)や片山東熊(迎賓館)を育成した。

東京の洋館

旧古河邸旧岩崎邸の他にも、東京にある洋館を3つ挙げたい。

鳩山会館

鳩山会館

内閣総理大臣を務めた鳩山一郎の記念館。こちらもバラが知られている。有楽町線 江戸川橋駅から徒歩7分。

旧前田侯爵邸

旧前田侯爵邸

駒場公園内にある旧前田侯爵邸。加賀百万石の前田家の屋敷であった。洋館と和館がある。近くには、日本民藝館もある。最寄り駅は、京王井の頭線 駒場東大前駅。

山本有三記念館

山本有三記念館

三鷹の井の頭公園近くにある。『路傍の石』を書いた山本有三のかつての住居が、記念館となっている。ユニークなデザイン。

バラにまつわる話

バラ

星の王子さまは、宇宙を旅し、地球に降り立った。故郷の小さな星では、バラは一輪しか咲いていなかった。この地球では、たくさん咲いている。「なーんだ」と拍子抜けした。故郷のバラは、美しかったが、わがままで、あれこれと手のかかる女。うんざりして、別れた。

しかし、故郷のバラと地球のバラは、姿形は同じでも、違うバラ。その相手にしてあげたことや、かけた時間が、相手をかけがえのない人にする。遠く離れて、男はそれに気づいたのだった。

旧古河庭園でも、さまざまな種類のバラが咲き乱れている。それぞれのバラを、ひとつひとつ見ていくのも、いいものだ。

P.S.

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