アクアパーク品川は、水族館ではない

アクアパーク品川は、水族館ではない

おおよそ、ほとんどの人がそうだろうが、私も水族館が好きである。あたかも海底にいるような、ほの暗い、青い世界。青白く発光する水槽前の人影は、魚たちとともにゆらゆらと群れ泳ぐようである。夏が来ると、涼と癒しを求めて、人も水族館に “泳ぎ” に行くのだろうか。

しかしながら、このアクアパーク品川は、水族館ではないのだ。

東京の水族館

東京には、いくつか水族館がある。

  • 葛西臨海水族園(マグロの群れが有名)
  • すみだ水族館(東京スカイツリーに隣接、グッドデザイン賞受賞)
  • サンシャイン水族館(ビルの屋外に動態展示)
  • しながわ水族館(しながわ区民公園内にある、イルカショー)

みな、水族館に類する名称がついている。

入場の際にもらったアクアパーク品川のパンフレットを見てみる。「マクセル アクアパーク品川」となっている。名称に「水族館」の文字はない。

かわりに、そのパンフレットには、こう銘打ってある。

「直感型テーマパーク」

マクセル アクアパーク品川のパンフレット

直感型テーマパークとは?

直感型テーマパークとは?

2015年7月、アクアパーク品川はリニューアルした。館内は、11のゾーンがある。いくつかを紹介すると……

  • 「ポート・オブ・パイレーツ」(海賊船のアトラクション)
  • メリーゴーランド
  • カフェバー(水槽を眺めながら、ドリンクが飲める)
  • タッチパネル式の水槽
  • 光の演出で見せるクラゲの水槽
  • 「ワンダーチューブ」(水槽トンネル)
  • イルカショーのスタジアム

もちろん、魚が泳ぐ水槽やペンギンやアザラシも見ることができる。

「アクアパーク品川は、水族館ではない」と言ったのは、いわゆる従来の「魚の名前」と「水槽の中の魚」を照らし合わせて見ていくような「水族館」ではないということだ。

「魚がいない」とか「社会的な教育活動をしていない」といった意味ではないので、ご心配なく。

むしろ、経営は「株式会社横浜八景島」である。この会社は「横浜・八景島シーパラダイス」など、計3つの水族館系の施設を運営している。

企業のウェブサイトでは、このようなミッションを掲げている。

お客さまとともに “海・島・生きもの” を通して心とこころを結ぶための「感動」をプロデュースすることを心がけています。

これは、いわゆる「海の生物を学ぼう」といった博物館的な教育施設ではなく、「海の生きものに感動しよう」といった劇的なエンターテイメント、テーマパークを目指しているのだろう。

そして、それを一言で表すなら、パンプレットにあったこの言葉になるようだ。

「直感型テーマパーク」

そして、それは、おそらく成功している。

ともに感動すれば、親密になる

ともに感動すれば、親密になる

動画のイルカショーでは、観客の歓声も聞ける。スタジアム内の観客がショーに魅せられている様子もわかるだろう。

この「マクセル アクアパーク品川」に行けば、素直に、「直感」的に、楽しめる。子供を連れて家族で行くのもよし、恋人とのデートにもいい。同じものを見て、感動し、共感すれば、その関係は親密になる。

カフェバー、レストラン、映画館、再入場可

夜10時まで開館しているので、仕事を終えたサラリーマンが癒されに行くのもいいだろう。施設内のカフェバーで、お酒も飲める。

なお、腕に透明なスタンプ——ブラックライトで光る特殊なインクのようだ——を押してもらって、再入場もできる。近くのレストランでディナー、その後、夜のイルカショーを観るなんてのもいい。私もそうした。レストラン、映画館、ボーリングなどが隣接しているので便利だ。

リーズナブルなフードコートもあるので、家族連れや若いカップルも安心。もちろん、プリンスホテルの高級ディナーで、スペシャルな夜にもなる。

なにか宣伝のようになってしまったが、熱心にすすめたくなるのは、私も「感動」したからなのだろう。あなたも行ってみてはどうだろうか。

なにせ、JR品川駅から、徒歩2分である。

P.S.

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