【音量注意】発車時に警笛

東急7700系 引退

東急7700系 引退

まだ信じられない。長年親しんだこの車両とお別れなんて……。

ここ数日、駅周辺の踏切にカメラを持った「撮り鉄」の人たちを結構見かけた。私も最近は動画を撮っているので、カメラを手にする人には自然と目がいく。

すでに——だいぶ前から(2007年デビューらしい)——緑色の新型車両も走っている。

2018年11月24日をもって、東急線オールステンレス車両7700系が引退する。

7700系とは

7700系とは

7700系とは車両の型番のこと。なお、鉄道会社によっても違うそうだが、「形」は車両単体で、「系」は編成を表すらしい。1962年に日本初のオールステンレス車両として造られた7000系。1987年に7000系を改造した7700系が登場する。

近年は池上線、多摩川線(ともに東急)を走っていた。東急線で使われている車両が、最後にこの二線で使われるという。

引退後は……「モッタイナイ」

引退後は……「モッタイナイ」

廃車? いやいや、引退後は、三重県の養老線で再び走ることになっているそうだ。何か、それだけで、ちょっと救われるような気になる。

日本人の根底には、八百万の神の信仰がある。日本では、カマドの神など、自然だけでなく、モノにまで神様が宿る。

CDもとっくに西欧諸国では売れなくなっったが、いまだにあることに驚く海外アーティストもいる。スマホが普及しても、まだ昔ながらの手帳が、店頭に平積みで売られている。

「MOTTAINAI・モッタイナイ」という言葉が注目されたことがあった。2000年代、ケニアの環境活動家ワンガリ・マータイ氏(ノーベル平和賞受賞)がこの言葉を知り、海外で広めた。

この「勿体無い」という言葉は、他国の言語では見つからなかったという。モノに対する、愛、敬意、再生という複合的な概念を持った言葉がないのだそうだ。

駅員さんが両手を振っている。最終列車に乗ってくれたお客さんにも向けたものだろうが、長年親しんだ車両に対する思いもあるに違いない。

P.S.

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