浅草寺 白鷺の舞

浅草寺 白鷺の舞

1968年、浅草観光連盟が、東京100年記念行事として、「白鷺の舞」を創始した。この「白鷺の舞」は、もともと『浅草寺慶安縁起絵巻』に描かれていた鷺舞に因んだもの。

一見して、驚く。白塗りの化粧に、羽のついた装束。羽が開くと、観衆から声が漏れる。

11月3日(文化の日)の11時、14時頃からの2回、浅草寺に向かって奉納の舞を行う。白鷺の舞は数分ほど。その他、4月、三社祭(5月)の際にも見られる。

日本各地の鷺舞

日本各地の鷺舞

この鷺舞は、日本各地にいくつかある。現在、最も歴史があり、知られているのが、島根県津和野町の弥栄神社(やさかじんじゃ)の鷺舞である。国指定重要無形民俗文化財の指定を受けている。

もともと京都の八坂神社から、山口の祇園会を経て伝えられたようだが、八坂神社の鷺舞は江戸期に廃絶している。(1956年に復興)その他、秋田県の飯田川鷺舞まつり(1984年より)、山口祇園祭鷺の舞がある。

それぞれ、舞や衣装の雰囲気が異なる。浅草以外は、7月頃に行われているそうだ。

白鷺の舞 歌

浅草寺 白鷺の舞

耳で聞いて、書いてみた。違っていたら、申し訳ない。参考程度に。

白鷺が御堂の真中(みなか)に撒いた
白鷺が千束(せんぞく)田んぼに撒いた
豊かな年を寿(ことほ)いて
平和の光を寿いて

御堂は浅草寺のお堂、千束田んぼは浅草寺付近の田地(寺領)のことだろう。白鷺が、幸を運んでくるようなお目出たい歌だ。