川越まつりとは

関東三大まつりに数えられる川越まつり。

  • 石岡のお祭(茨城県)
  • 佐原の大祭(千葉県)
  • 川越まつり(埼玉県)

また、川越まつりはこれらの指定も受けている。

  • ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」
  • 国指定重要無形民俗文化財 川越氷川祭の山車行事

川越まつりのような山車は、もともと江戸の天下祭(神田祭や山王祭など)でみられた。現在では、東京都心部では御輿が主体の祭りになり、山車はでなくなった。

川越は、江戸と荒川でつながっている。船での行き来から、江戸の文化が色濃く伝わったのだろう。川越は、小江戸と呼ばれている。

川越まつりのキーワード

時の鐘

時の鐘

川越のシンボル。時を告げる鐘楼である。川越に行ったら、必ず見ておきたい。

山車(だし)

山車(だし)

非常によく出来ている。高性能だ。クルクルと滑るように回転する。天に向かって、舞台に立つ役者のような人形がせり出す。山車は、鉾(ほこ:山鉾、屋形)が二段になっており、せいご台と呼ばれる。唐破風(からはふ)や欄間、緞帳など精緻な意匠は見事だ。

鳶のはしご乗り

鳶のはしご乗り

蔵造りの町並みの中、鳶(とび)職人がその技を披露。それを一目見ようと、まるで人の海のような混雑ぶり。

曳(ひ)っかわせ

曳(ひ)っかわせ

山車が、各町内の会所前や他の町の山車とすれ違うと、提灯を手に押し寄せ声をあげる。川越まつりの見どころ。祭りの高揚感を感じられる盛り上がり。海外の観光客も興奮の声をあげていた。

川越の街は、江戸の雰囲気を今に伝える

川越の町並み

川越は、街並みも江戸や明治の雰囲気を今に伝えている。大火事の影響で、実際は明治初期の街並みだそうだが、江戸の雰囲気を味わえる。

別の記事でも書いたが、東京は、関東大震災、戦時の空襲などで古い街並みは残っていない。関東は古い街並みといえば、川越や栃木だろうか。

意外と東京から近い川越

池袋から東武東上線で約30分。東京メトロ副都心線が東武東上線と連絡し、横浜や都心からの乗り入れもよくなったようだ。

祭りでなければ、ゆったりと観光できる。おしゃれな土産屋やスイーツなどのお店も多い。喜多院や川越本丸御殿には、バスでも行ける。歩きやすいシューズで、あちこち散策して回るのもいい。

川越の観光スポット

川越まつり会館

山車も観られる。写真の古い建物の奥に、立派な展示館がある。

川越氷川神社

川越まつりは、川越氷川神社の例大祭、神幸祭。

喜多院

江戸城から移築した建物がある。客殿(徳川家光公 誕生の間)や書院(春日局化粧の間)など。また上野の寛永寺の根本中堂は、こちらの喜多院から移築した。寛永寺は、上野戦争(戊辰戦争のひとつ)で焼けた。喜多院の五百羅漢は、よく知られている。

川越城本丸御殿

天守閣のない城。江戸への配慮から、天守閣のある立派な城は作られなかったのだろう。時の鐘やこの本丸御殿の唐破風が、川越まつりの山車を思わせる。

川越では、今でも江戸の鐘が鳴り響く。川越にゆけば、もはや東京では感じることのできない、江戸の文化を体感できる

P.S.

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